日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は6月18日、生命保険業界向けに、契約者の個人情報や企業の機密データの漏えいを防ぐシマンテックの情報漏えい防止ソリューション「Symantec Data Loss Prevention(DLP)」の導入サービスの提供を開始した。
DLPは生命保険会社に対し、機密データの保管場所や使用場所に関係なく、エンドポイント、ネットワーク、ストレージシステムにわたって機密データの漏えいを防げるという製品。世界の大手生命保険会社等で導入実績があり、個人情報保護法やPCI DSSなどの法規制にも準拠しているという。
日本HPでは、セキュリティポリシー設定、ロール設計、ワークフロー設計のほか、OSパラメータの策定、インストール、テスト、移行などの導入作業を請け負う。また、運用支援サービス、マネージドサービスも提供する。
また、生命保険業界向けのテンプレートを含む導入サービス「生保業界向けスターターパック」も用意した。今後は、シマンテックと共同でマーケティング活動を推進する計画だ。