GMOホスティング&セキュリティは7月9日、データ復旧センターと協業し、「アイル」マネージドホスティングサービスにおいて「データ・サルベージ・サービス」を開始した。誤操作や火災、自然災害などによる物理的な損傷によってHDD内部のデータが消失や破損してしまった場合に、HDDからデータを復旧する。
マネージドホスティングサービスは、アイル専用サーバの保守管理、ハードウェア機器の設定や設置などをGMOホスティング&セキュリティの技術者が代行するサービス。これまでは、故障したサーバ筐体やHDDを交換するサービスを提供していた。
故障時にはまず、HDDをデータ復旧センターが預かり、初期診断報告書を作成する。ユーザーは報告書を元に解体や復旧作業を実施するかどうかを判断し、実施する場合はデータ復旧センターが作業する。料金は月額料金制の「月額料金モデル」と、データ復旧が必要な時に対応する「スポット対応モデル」の2種類があり、月額料金モデルの場合は月額1万6065円から。スポット対応モデルの場合は72万円から。なお、HDDの容量や台数、OSによって料金は異なる。