オバマ政権は米国時間9月15日、壮大かつ長期的なクラウドコンピューティング戦略を発表した。目的はインフラにかかるコストや環境に与える影響を抑えることという。連邦政府の最高情報責任者(CIO)Vivek Kundra氏が米航空宇宙局エイムズ研究所で講演し、計画を明らかにした。米News.comの報道によると、同氏は講演で、米政府のIT予算が現在760億ドルにものぼり、さらにそのうちの190億ドルがインフラそのものに費やされていることを指摘したという。また、国土安全保障省だけでデータセンターが23箇所もあると、同氏は述べている。政府はこの取り組みの一環として、政府機関のクラウドサービス利用を支援するサイトApps.Govを立ち上げている。
米ホワイトハウス、クラウドコンピューティング構想を明らかに
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