NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は1月18日、VPN環境でファイルサーバ機能を利用できるストレージサービス「Bizストレージ」(旧グリーンストレージ)の利用受付を1月19日から開始することを発表した。月額料金は100GBあたり2万1000円、1GBあたりの単価は210円となっている。初期料金として2万1000円が別途かかる。
Bizストレージは、ユーザー企業が必要に応じて容量を100GB単位で増減可能。データ増加による数年先を見越したストレージを購入する必要がなく、急激なデータ増加にも柔軟に対応できる。最大容量は10テラバイトとなっている。
クラウド型システムの多くは、増大するデータトラフィック対策としてネットワークの増強が必要とされるが、Bizストレージは、NTT Comが提供する「BizCITY」のアプリケーション接続サービスを利用することで、トラフィックを意識することなく利用できるとしている。
またBizストレージは、Active Directoryとの認証連携が可能。フォルダやファイルの管理権限を適用できることから、認証管理によるセキュリティを強化でき、既存のストレージシステムから容易に移行ができるとしている。
データは、NTT Comが管理するバックボーンに直接つながっているデータセンターに保管される。VPNサービスまで同社がワンストップで提供することで、高い可用性が実現できるとしている。