NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は、IP電話や電話会議、ウェブ会議、FAXといったビジネス向けの各種コミュニケーションツールを統合したASP型サービス「Biz Communicator(ビズ コミュニケータ)」のトライアル提供を7月25日より開始すると発表した。同社では、このトライアルに参加するモニター企業を募っている。
「Biz Communicator」は、インターネットに接続されたPCから、日常の業務に必要な電話(IP電話)、電話会議、ウェブ会議、FAX送信といったオフィスコミュニケーションツールを統合された環境で利用できるサービス。IP電話機能は個人専用の050番号が付与され、ソフトフォンからの利用が可能。また、専用ソフトが入ったUSBキーを利用して、外出先のPCから、社内のPCへアクセスできるリモートアクセス機能なども用意されている。会社内で利用するクライアントPCには専用ソフトのインストールが必要になる。
NTT Comでは、このBiz Communicatorのトライアルに参加するモニター企業を7月25日から10月下旬(予定)まで、同社ウェブサイト上で募集する。応募条件は、日本国内の法人で、企業向けOCNなど同社の指定するインターネット接続サービスを利用中もしくは新規に契約し、モニターとして同社が指定するアンケートなどに回答可能な企業。トライアルの提供に当たっては選考を行い、100社程度の参加を予定しているという。モニター利用の料金は無料。
NTT Comでは、このトライアルを経て、将来的にBiz Communicatorのサービスを商用化する予定としている。