富士通とシンガポール科学技術庁、ペタスケールコンピューティングで共同研究

ZDNet Japan Staff 2010年01月19日 19時39分

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 富士通とシンガポール科学技術庁(A*STAR)のハイパフォーマンスコンピューティング研究所(IHPC)は1月19日、ペタスケールコンピューティングに向けたアプリケーション技術の共同研究開発を行うと発表した。共同研究に向けて、IHPCと富士通の研究員からなる20名のチームが結成されている。

 1秒に1千兆回規模の演算を行うようなペタスケールコンピューティングは、科学や工学の分野で力を発揮すると期待されているが、その力を効果的に使用するには新しいソフトウェア技術が必要とされている。そのため共同研究チームでは、流体力学や物質科学などの分野において、ペタスケールコンピューティングに適したアルゴリズムの開発に取り組むという。

 具体的な研究内容として富士通では、ペタスケールコンピューティングに向けたアプリケーションの並列性能を検証することと、そのチューニングについて研究するとしている。適用されるアプリケーションの例としては、次世代半導体材料の有効性を研究するためのアプリケーションや、化学分野でのシミュレーションアプリケーションなどを挙げている。

 共同研究に向けて、シンガポールの国立科学技術研究施設フュージョンポリスにあるA*STARの計算科学センターに、富士通のブレードサーバ「PRIMERGY BX900」で構成するクラスタ型のスーパーコンピュータを導入した。導入規模は378ブレード。PRIMERGY BX900ベースのスーパーコンピュータシステムとしては海外における初の稼働事例で、35テラフロップス以上の性能を持つ。LINPACKベンチマークの性能測定では91.8%の実行効率を達成したという。

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