トレンドマイクロ、日本における1月のネット脅威レポートを発表--ウェブサイト改ざんが頻発

小山安博 2010年02月03日 14時38分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 トレンドマイクロは2月3日、日本国内における2010年1月のインターネット脅威に関するマンスリーレポートを発表した。全体のマルウェア感染被害の報告件数は1670件と、前月から24件増加したほか、ウェブサイトの改ざんが頻発している現状を示している。

 感染報告数トップの「MAL_OTORUN」は、リムーバブルドライブ経由で感染するAutorunで利用されるマルウェアで、いまだに高い報告数を維持している。2位はダウンローダ「WORM_DOWNAD」、3位は改ざんされたサイトに埋め込まれるJavaScript「JS_ONLOAD」、そして4位には不正プログラムをダウンロードする「JAVA_BYTEVER」がランクインした。Gumblarは18件で10位となり、前月の4位からランクダウンした。

 同社では、「正規サイトの改ざんから不正プログラムのダウンロードを経てFTPのアカウント情報を盗む一連の攻撃をGumblar攻撃と呼ぶ例が多い」としており、報告件数4位のJAVA_BYTEVERもJREの脆弱性を利用して不正プログラム「TROJ_WALEDAC」や偽セキュリティソフトをダウンロードし、FTPアカウント、HTTPベーシック認証、POP3などのユーザー名とパスワードを盗むという攻撃に使われているそうだ。

 同社はウェブサイトの改ざん方法について、改ざん用自動攻撃ツールが用いられている可能性も指摘されているため、サイト運営者がログを定期的に監視して不正な攻撃や改ざんがないかをチェックする必要性を指摘。「可能であればサーバメンテナンス用のFTP接続を、許可されたコンピュータのみに制限することが有効」としている。

 個人ユーザーに関しては、OSだけでなくAdobe FlashやAdobe Reader、JREなどのソフトウェアが最新の状態であるかを再度チェックすることを推奨している。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連キーワード
セキュリティ

関連ホワイトペーパー

SpecialPR

連載

CIO
ハードから読み解くITトレンド放談
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
研究現場から見たAI
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
内製化とユーザー体験の関係
米ZDNet編集長Larryの独り言
今週の明言
「プロジェクトマネジメント」の解き方
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
Fintechの正体
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
情報通信技術の新しい使い方
三国大洋のスクラップブック
大河原克行のエンプラ徒然
コミュニケーション
情報系システム最適化
モバイル
通信のゆくえを追う
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
セキュリティの論点
ネットワークセキュリティ
スペシャル
Gartner Symposium
企業決算
ソフトウェア開発パラダイムの進化
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
CSIRT座談会--バンダイナムコや大成建設、DeNAに聞く
創造的破壊を--次世代SIer座談会
「SD-WAN」の現在
展望2017
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
さとうなおきの「週刊Azureなう」
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
中国ビジネス四方山話
より賢く活用するためのOSS最新動向
「Windows 10」法人導入の手引き
Windows Server 2003サポート終了へ秒読み
米株式動向
実践ビッグデータ
日本株展望
ベトナムでビジネス
アジアのIT
10の事情
エンタープライズトレンド
クラウドと仮想化