マカフィー、機能追加とパフォーマンス改善のメジャーアップデートを発表

冨田秀継(編集部)

2010-02-10 21:25

 マカフィーは2月10日、個人向けに提供している2010年版セキュリティソフトのメジャーアップデートを発表した。新機能に加え、パフォーマンスの改善を図っている。既に「マカフィー トータルプロテクション2010」などを利用していてもパッケージを買い直す必要がなく、全てのアップデートを無償で受けることができる。2月12日より提供を開始する。

ファイルのダウンロード前に評価するというアプローチ

マカフィー トータルプロテクション2010 マカフィー トータルプロテクション2010

 マカフィーでは2005年からウェブアクセスのセキュリティを高めるツール「SiteAdvisor」を提供している。検索エンジンの結果に表示されるサイトが安全かどうかを分かりやすく示すSiteAdvisorは、しかし、正規のウェブサイトが改ざんされている場合、ユーザーがアクセスしてマルウェアをダウンロードしてしまう危険性があった。

 今回提供される新機能「ウェブダウンロードプロテクション」では、ウェブ上のファイルをダウンロードする際に、ファイルの情報をマカフィー側のデータベースと照合して安全性を判定する。ファイルのハッシュ値が一致するなど、危険なファイルと判定された場合はダウンロードをブロックする機能だ。

葛原卓造氏 葛原卓造氏

 マカフィー コンシューマ事業本部 プロダクトマーケティングマネージャーの葛原卓造氏は、ウェブダウンロードプロテクションについて、「他社製品はダウンロードしてから(安全かどうかを)チェックするが、マカフィーはダウンロードする前にチェックする」と強調。悪意あるファイルはそもそもローカルにダウンロードしないという趣旨で、PCの環境を水際で保護する機能といえる。

 また、URLとIPアドレスの安全性を評価(レピュテーション)し、危険なウェブサイトへのアクセスや、マルウェアのダウンロードを防止する「URLレピュテーション」機能も新たに提供される。

 ウェブダウンロードプロテクションとURLレピュテーションは、マカフィーが運営する「グローバル・スレット・インテリジェンス」のデータベースと照合することで安全性を評価している。

 葛原氏は、「SiteAdvisorとURLレピュテーション、ダウンロードプロテクションを組み合わせることで、より安全にネットを使える」としている。

2回目のスキャンが135分から15分に短縮

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. ビジネスアプリケーション

    【マンガ解説】まだ間に合う、失敗しない「電子帳簿保存法」「インボイス制度」への対応方法

  2. ビジネスアプリケーション

    きちんと理解できていますか?いまさら聞けないインボイス制度の教科書

  3. 運用管理

    AWS、GCP、Azureを中心としたクラウドネイティブ環境における5つのセキュリティ強化策

  4. セキュリティ

    マンガでわかる―Webサイトからの情報搾取を狙うサイバー攻撃「SQLインジェクション」、どう防ぐ?

  5. セキュリティ

    緊急事態発生時にセキュリティを維持するための8つの戦略と危機管理計画チェックリスト

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]