日本IBM、NHTSAの利用者コメントもとに自動車業界向け情報分析サービス

田中好伸(編集部) 2010年02月16日 13時54分

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 日本IBMは2月16日、自動車利用者のコメントを収集、分析する「自動車業界向け市場情報分析サービス」を6月30日から提供することを発表した。クラウド環境を活用する。

 自動車業界向け市場情報分析サービスは、米運輸省道路交通安全局(National Highway Traffic Safety Administration:NHTSA)が英語で公開している自動車利用者からの提供情報をデータとして活用。米国の利用者からNHTSAに提供されているコメントやそのほかの情報は1月時点で59万件以上となっており、そうした膨大な情報を収集、分析することで顧客満足度向上や他社製品に対する競争力強化のヒントを得られるとしている。

 日本IBMの幕張データセンターにあるクラウドコンピューティング環境を活用することで迅速、低価格でサービスを利用できるとしている。ユーザー企業はキーワードを自由に設定してNHTSAが公開するデータを検索、時系列分析や遍歴分析などを行って結果を表やグラフなどでグラフィカルに表示できる。

 1社あたり5ユーザーを基本として提供する。サービスの対象企業は自動車メーカーや部品サプライヤーなどの自動車業界全般。今回のサービスは、日本IBMのビジネス分析やビジネス最適化を支援する「ビジネス・アナリティクス・アンド・オプティマイゼーション(Business Analytics and Optimization:BAO)」に含まれる。

 データの収集、分類、分析まで一貫して行うソフトウェア「IBM Cognos Content Analytics」を活用している。同ソフトには、同社の東京基礎研究所で研究開発、実用化されてきたテキストマイニングの技術が活用されている。今回のサービスでは、同研究所が開発した自動車業界向け分析辞書をテキストマイニングに活用している。

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