Oracleは米国時間7月13日、四半期ごとの「Critical Patch Update」を公開し、59件の深刻な脆弱性を修正した。
Oracleはリリース前の声明の中で、修正パッチを含むこのCritical Patch Updateをできるだけ早く適用するようユーザーに呼びかけた。今回のアップデートは、13日から同社サイトのCritical Patch Updateページで公開されている。
今回のCritical Patch Updateは、多数のOracle製品に存在する脆弱性に対応しているが、同社は、59件の脆弱性のうち21件が「Solaris」製品スイートに含まれると述べた。
影響を受けるSolarisスイートの製品には、Solarisのほか、「Oracle Access Manager」「OpenSSO」「Oracle Solaris Studio」が含まれる。スイート以外の製品では、「Oracle Database」「Oracle Identity Management」「Oracle WebLogic Server」も影響を受ける。
Oracleが前回Critical Patch Updateを公開したのは2010年4月で、このときは47件の脆弱性を修正している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。