日本HPでは今回、HP 3PARの利用促進を図り、「Get Thin Guarantee Program」を展開している。これはHP 3PARへの移行にあたり、導入企業の既存ストレージ容量の半減を保証するキャンペーン。50%削減できなかった場合は、超えた分のHDD費用を同社が負担するとしている。
近年、企業の扱うデータ量は急激に増大を続けており、企業はストレージの整備、拡充を欠かせない。そうしたなか「従来のストレージはサイロ化し、企業内で共有されていない傾向がある。また、増設や変更管理などは自前の作業が困難で、ベンダー依存が不可欠となり、運用面でもコストが高くなる。さらに、サイロ化は保守費用も増やしてしまうなど課題が多い」(宮坂氏)のが現状だ。
HP 3PARは、同社がこうした課題の解決策として市場に提示する製品と位置づけられる。価格は、最大容量が1600TBの「HP P10000 3PAR Storage System V800」が2529万4500円(税込)、最大容量が800TBの「HP P10000 3PAR Storage System V400」が1538万2500円(税込)。