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有能なリーダーに共通する性格とは--ホイットマン氏とジョブズ氏に学ぶ

John McKee (Special to TechRepublic) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2011-10-28 07:30

 有能なリーダーというものは、業界や組織、性別、さらには国籍に関係なく、自らの道を突き進むことに長けているのが常である。これにより、彼らは偉大な功績を残し、組織、さらには業界にその足跡を残すのだ。

 このことが当たり前のように感じられるというのであれば、大多数のリーダー(おそらく90%程度)が、滅多なことでは自らの組織に重要かつ多大なインパクトを与えられないということの理由について自問してもらいたい。従業員の間で語られている組織の逸話では、まさにそのような状況になっているのである。

 新たにHewlett-Packard(HP)の最高経営責任者(CEO)に就任したMeg Whitman氏はSteve Jobs氏と同様に、一般的なリーダーの目から見ると眉をひそめたり、反面教師にしてしまうようなある種のマネジメント上の性格を備えていることで知られている。以下は、2人に共通しているとされる5つの性格である。

  1. 偏執的、あるいは強迫観念に取り憑かれているかのような性格--調査によって自らの誤りが明らかになったとしても、「論理的」に振る舞わない。
  2. 極めて移り気な性格--そして時には、感情に流されることもあり、その度に人事部門が振り回されることになる。
  3. すぐに悪態をつく性格--ビジネスシーンに悪態はそぐわないということは「どんな人でも」知っているはずだ。マネージャーとしてバランスの取れた人物であれば、悪態なんかつくはずないだろう?
  4. 厳しい注文を付ける性格--厳しすぎる注文を付けることもしばしばある。部下の働きに対して「途方もない」期待を抱くためである。
  5. えこひいきしがちな性格--プロジェクトや、ひと、サプライヤーに対してえこひいきする。こういったことは大抵の場合、法的な問題へと繋がりかねないため、避けるようにすべきなのだ。

 Steve Jobs氏は、ビジネスの世界における従来通りのやり方をただ踏襲することを拒んだがゆえに、新たな製品と新たな業界を創り出した。彼は役員会においてクーデターを主導し、皆があっと驚くような製品を創り上げ、その傲慢さから多くの人たちの憎しみを買った。Meg Whitman氏はeBayという、人の興味を引きつける会社を率い、膨大な数の人々の生活と共に文字通り商業の世界を変革した。また、彼女は頭の回転が速く、他人の意見を尊重しないことでも知られている。

 リーダーが絶好調の状態にある時には、いま何が起こっているのかを心底気にかけている。そして周囲の人々にもそれが見えるのである。しかし、企業や組織のタイプにかかわらず、西洋社会におけるほとんどの(おそらくは90%の)リーダーは、偉大なリーダーとして評価されないのである。その理由は、「常に客観的であるべきだ」と教えられてきたことで、当初の情熱が失われてしまうためだろう。

 つまり、偉大なリーダーになりたいのであれば、上述した2人をお手本にして、自らの行動を決定することである。そのためには以下のような行動も必要となるだろう。

  • 周囲の反感を買う。ここで言う周囲とは、従来通りのリーダーシップというものを期待していたり、露骨に感情を表すことは不適切であると考えていたり、多数の利益を満足させるためには手続きに従わないといけないと信じ込んでいる人たちのことである。
  • 今まで以上に強いインパクトを与えるようにする。
  • 常に心から楽しむようにする。

 あなたの前途に幸多からんことを。

John

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この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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