Microsoftは「近々」、二要素認証の追加によって同社製品のセキュリティを強化する予定だという。Liveside.netが米国時間4月9日付けの記事で伝えた。
その手法は、Microsoftに関する話題を主に取り上げる同ブログに記された詳細情報から判断すると、Googleが何年も前に採用したものに非常に似ている。つまり、認証には、パスワード(1つめのファクタ)に加え、ユーザーのスマートフォン上にある認証アプリから取得した6桁の特別なコード(2つめのファクタ)の両方が必要となる。スマートフォン上のコードは頻繁に変更されるため、長い期間使用することはできない。
Microsoftは9日、次のようにだけコメントした。「セキュリティとプライバシーはMicrosoftの最重要課題である。しかし、当社は現時点において、新しく発表することはない」(Microsoft)
しかし、前出の記事が事実であることを強く示唆するものがある。Microsoftは5日、「Windows Phone 7.5」と「Windows Phone 8」向けの「Authenticator」アプリをバージョン1.0.0.0としてリリースしている。
Microsoftは2012年、電話を使用する多要素認証技術を提供するPhoneFactorを買収している。
MicrosoftのAuthenticatorアプリは、二要素認証のために使われGoogleの同名アプリと同じように機能する。
提供:Microsoft
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。