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HP、「HP Moonshot System」向けのサーバカートリッジ2機種を発売

David Chernicoff (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部

2014-10-24 13:06

 Hewlett-Packard(HP)は米国時間10月23日、高密度サーバシステム「HP Moonshot System」のシャーシに収まる2種類の新しいサーバカートリッジ、「HP ProLiant m710」と「HP ProLiant m350」の販売を開始したと発表した。また、これら2種類のハードウェア構成とともに、アプリケーションに特化した4つのソリューションも発表された。4つの新たなソリューションとは、アプリケーションの配備と、ウェブホスティングの管理、動画のトランスコード、単一筐体で実現するウェブインフラだ。

 m710では、「Intel Iris Pro Graphics 5200」を搭載した「Xeon E3-1284L v3」(4つの「Haswell」コアと、GPUが1つのパッケージ上に収められている)が採用されている。なお、HPはm710向けのアプリケーション配備システムとして「Citrix XenApp」を提供する。

 m710とXeonアーキテクチャが力を発揮する場として、動画のトランスコードにおけるサポートが挙げられる。HPはHarmonicおよびVantrixと提携したことで、Moonshotサーバにおけるトランスコードされた動画のストリーミングが、ラックあたりで従来機器の20倍になると主張している。また、コストを80%削減でき、データセンターのフロアスペースも95%低減できるという。

 m350サーバカートリッジでは、HPはIntelの第2世代64ビットSoC製品である、8コアの「Atom C2730」プロセッサに適した高ボリュームのユーザー市場に目を向けている。4.3Uサイズのラック型シャーシ「HP Moonshot 1500」には最大180までのサーバノードを搭載できるため、同社はこれが高密度サーバの管理環境に最適なソリューションだと考えている。この構成では、HP Moonshot Systemで最高密度となるCPUコア数が実現されている。

 またHPは、既存の「HP ProLiant m300」カートリッジに対するオールインワン型のソリューションとして、ウェブインフラを1つにまとめた製品を提供するようにもなった。この製品には、Canonicalの「Ubuntu」か、「Red Hat Linux」のいずれかを参照アーキテクチャとしてサポートする2種類の具体的なSKUが用意されている。

 ここでより重要なのは、高密度SoC製品という選択肢が、複数のCPUソケットを装備した単体のサーバとの比較で不利にならないよう、HPがLinuxベンダー2社と交渉して特別な価格設定を実現しているという点だ。ほとんどのOSの価格体系はコア数ではなくソケット数をベースにしているため、コア数が多く、複数のプロセッサを搭載したサーバの方が、高密度SoC搭載製品と比べると価格面で有利になるケースが多いのだ。HPは今回の価格モデルによって、この優位性を打ち崩せると確信している。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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