マイクロソフト、「Windows 10」でディスク使用量を大幅削減へ

Ed Bott (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2015-03-17 10:33

 Microsoftは次期OS「Windows 10」で、ここ数年無視できない問題となっていたストレージに対応すべく本腰をあげる。

 米国時間3月16日付のブログでMicrosoftは、Windows 10のディスク使用量削減に積極的に取り組んでいることを認めた。これにあたってWindowsシステムファイルの圧縮(Windows 10 Preview build 9879に何の説明もなく加わったオプション。現在のビルドのDisk Cleanupツールで利用できる)などを変更する。Microsoftはまた、リカバリイメージも再設計する計画だ。

 同社がブログで示した例によると、これらの変更により、Windowsシステムファイル向けのディスクの容量は最大で45%も削減できるという。


64ビット版Windows 10での使用量削減の例(緑の部分)

 Microsoftは、Windows 10で2つの分野で取り組みを進めているという。1つ目は、システムファイルの効率的な圧縮だ。Microsoftによると、これにより空き容量は32ビットシステムで1.5Gバイト、64ビットシステムで2.6Gバイトも増えるという(スマートフォン向けWindows 10もこの圧縮アルゴリズムのメリットを享受できるとのこと)。

 実際にWindows 10 build 9926をインストールした「Surface Pro 3」でDisk Cleanupツールを試してみたところ、2.5Gバイトのストレージを復旧できるとのことだった。実際にDisk Cleanupを実行後に得られた容量は4Gバイトだった。

 さらに重要なのが2つ目で、大きな容量を占める別途リカバリイメージの作成がなくなる。これにより、4Gバイトから12Gバイトの容量を取り戻すことができる。Refresh/Reset機能の再設計も重要だ。

 Microsoftはまた、WIMBOOTについても改良を進める。WIMBOOTはWindows 8.1で導入されたが、素晴らしいものとはいえず、OEMは専用のインストールプロセスが必要だった。サードパーティーのツール開発者がWIMBOOTイメージを利用することも不可能だった。システム圧縮の変更によりWindows 10の将来のビルドでは標準的なインストールプロセスを利用するようになり、他のシステムが圧縮を利用できるようにするとしている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]