スパムメール、12年前のレベルに減少--シマンテック報告書

Zack Whittaker (ZDNet.com) 翻訳校正: 編集部 2015年07月21日 12時57分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 Symantecの新たなデータによると、スパムメールの件数は12年前のレベルに落ちていることが分かった。

 スパムメールは全体として50%のレベルを下回り、2003年9月と同レベルに落ち着いた。

 また、5月からは0.6ポイント減少となった。これに対し、Kaspersky Labは、2015年第1四半期に電子メール全体に占めたスパムの割合が59.2%だとしている。

 ただし、このレポートによると、スパムによる影響を最も受けた産業は引き続き鉱工業で56%、2位以下は製造業、建設業だという。

 スパムおよびフィッシング関連メールの減少は、サイバー攻撃者らが別の方法で利益を得ようとする方向に注力しつつあることを示唆している。一方、マルウェアベースの攻撃やランサムウェア、クリプトランサムウェア(ファイルをロックするか暗号化することで金銭を要求するタイプのウィルス)は増加傾向にある。

 SymantecのBen Nahorney氏はこの報告書で、「このような行為の増加は、電子メールをベースとした悪意のある行為が引き続き減少する一方で、攻撃者はセキュリティ脅威における別の分野に移行しているにすぎないという見方を裏付けるさらなる根拠となっている」と述べている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
IT部門の苦悩
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
「企業セキュリティの歩き方」
「サイバーセキュリティ未来考」
「ネットワークセキュリティの要諦」
「セキュリティの論点」
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
より賢く活用するためのOSS最新動向
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
米株式動向
日本株展望
企業決算