Microsoftは、ミーティング設定とカレンダー管理を支援するボットを開発するIT系新興企業Geneeを買収した。
Microsoftは米国時間8月22日に買収を発表したが、買収条件は公表しなかった。
Geneeの仮想スケジューリングアシスタントは、自然言語処理、人工知能、チャットボットに支えられている。同社の共同創設者であるCharles Lee氏はブログ記事で、Geneeは9月にスタンドアロンサービスとしての稼働を終了するとした。Lee氏ともう1人の共同創設者であるBen Cheung氏は、今回の買収に伴ってMicrosoftに加わる。
Geneeの動作を説明するために、Microsoftは以下のような流れを例として示した。
あなたは潜在顧客であるDianaを、コーヒーを飲みながらのミーティングに誘おうとしている。Dianaにメールを送信し、そのコピーを(パーソナルアシスタントに送信するのと同じように)Geneeに送信する。Geneeは、あなたが「来週、Dianaとコーヒーを飲みながらミーティングする時間をとりたい」と考えていることを理解し、あなたのカレンダーや希望に合った適切なオプションを把握して、Dianaに直接メールを送ることにより、その処理を効率的に進めてくれる。Geneeはあなたに代わってミーティングの招待状を発送することもして、あなたの時間を解放してくれる。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。