MS、5000人規模の人工知能研究グループ「Microsoft AI and Research Group」を設立

Mary Jo Foley (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2016-09-30 10:17

 Microsoftは米国時間9月29日、同社のCortanaチームとBingチーム、Ambient Computingチーム、ロボット工学チームをMicrosoft Researchチームの一部と統合し、新たにMicrosoft AI and Research Groupを立ち上げたと発表した。


Harry Shum氏
提供:Microsoft

 新たに設立されたこのグループは5000人以上のメンバーを擁し、同社の人工知能(AI)製品全般に注力することになる。エグゼクティブバイスプレジデントHarry Shum氏が率いる。

 グループには、AI製品のエンジニアリングや基礎研究、応用研究を手がける部署と、New Experiences and Technologies(NExT)チームも含まれる。

 Microsoftは最近、AIへの取り組みを強化しており、エージェントテクノロジ(Cortana)や、同社のアプリやボットに搭載される知性の強化、機械学習や認知といったサービス、インフラの面でのさまざまな取り組みを強調している。なお、インフラの面では具体的に、FPGA(Field Programmable Gate Array:内部の論理ゲート構成を書き換えることができるLSI)テクノロジ関連や、「Microsoft Azure」クラウド関連のその他の取り組みを挙げることができる。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    マンガで解説!情シスが悩む「Microsoft 365/Copilot」の有効活用に役立つ支援策

  2. 運用管理

    データベース管理の課題を一挙に解決!効率化と柔軟性を両立する新しいアプローチとは

  3. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  4. セキュリティ

    セキュリティに対する意識や対策状況の違いが浮き彫り--日米豪における情報セキュリティの実態を調査

  5. ビジネスアプリケーション

    AIエージェントの課題に対応、生成AIの活用を推進するための5つのデータガバナンス戦略

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]