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ディズニー発のブロックチェーンプラットフォーム「Dragonchain」--その可能性とは

Joe McKendrick (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 村上雅章 野崎裕子

2016-11-07 06:30

 The Walt Disney Companyは米国時間10月2日、ブロックチェーンプラットフォーム「Dragonchain」を公開した。同社はこのプラットフォームで何を成し遂げようとしているのだろうか?

 同社は以前からブロックチェーン技術に注力している。それはテーマパーク内で仮想通貨を使用できるようにするためだけではない。


提供:Joe McKendrick

 同社はDragonchainの公開を発表した際、同プラットフォームについて「中央で管理する必要がなく、実質的にすべての価値あるものを追跡、取引できる、コストパフォーマンスに優れた業務ネットワークを容易に生み出すための、暗号技術に立脚した分散型台帳フレームワークのプロトコル」だと述べていた。このプラットフォームはオープンソースの修正Apache 2.0ライセンスの下で提供されている。なお、DragonchainはDisney社内の小規模チームによって2016年に開発された。

 Dragonchainのリリース発表ページには、このブロックチェーン技術によって「あらゆるトランザクションが、中央集権化された処理を必要とすることなく、透明かつより信頼性の高い、そして監査しやすいものとなる」と記されており、「コンテキストベースの検証によるユニークな合意アルゴリズムを用いることで、パーミッションド型とパブリック型のハイブリッドな台帳ネットワーク内でスマートコントラクト言語に対するサポート」を提供すると続けられている。

 Bitcoin.comのJamie Redman氏は、Dragonchainプラットフォームについて「このフレームワークは、タイムスタンプやブロックID、先行ブロックのハッシュ、プルーフオブワーク(PoW)/プルーフオブステーク(PoS)機能、デジタル署名といった点で、ブロックチェーンの多くのプロトタイプとよく似ている」と、より踏み込んだ洞察を提供している。このような点によってDragonchainは、「業務上の検証や企業における妥当性確認、ネットワークの多様化、公証、パブリック及びプロプライエタリなチェックポイントといった分野で、さまざまな定義付けが可能になる」という。

 Disneyの眼前には、金融トランザクションから日々の運用に至るまでのさまざまな応用分野が広がっている。Redman氏によると、そういったなかには「Disneyが発行した資産の取引や、トークンを発行するパートナーサービス、Bitcoinのような既存暗号通貨の受け付け」が含まれているという。さらにDisneyは、「同社が運営するテーマパーク内のファストレーンサービス向けプログラムをブロックチェーンベースで開発できるようになるうえ、同プラットフォームを用いてライドの時間や行列の長さを監視し、効率の良い運営を実現」できるようにもなるという。

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