ERPとビッグデータを組み合わせ分析--SAPなど3社の取り組み

NO BUDGET

2017-02-02 07:45

 SAPジャパン、マップアール・テクノロジーズ(MapR)、レノボ・ジャパンの3社は1月31日、SAP HANA Vora活用のレファレンスアーキテクチャを発表した。

 SAP HANA Voraは、基幹系ERPシステムのデータとビッグデータを組み合わせて分析できるもの。これらの横断的な分析のほか、ビジネスデータ分析のための階層/OLAP分析、データ高度活用のための分析プラットフォームを提供する。

 レファレンスアーキテクチャはホワイトペーパーとしてまとめられ、SAPジャパン、MapR、レノボの共通パートナーが無償で提供する。インメモリープラットフォームを提供するSAP、ビッグデータの統合データ基盤を提供するMapR、SAP HANAアプライアンスの出荷数で高いシェアを持つレノボの3社が共同で動作検証を行い、作成された。

 動作検証は、SAPのインメモリプラットフォーム「SAP HANA」と「SAP HANA Vora」、レノボの「Lenovo System x Solutions for SAP HANA」 のアプライアンスモデル、MapRの「MapRコンバージド・データ・プラットフォーム」「MapR on Lenovo System x for SAP HANA Vora」を組み合わせて行われた。

 Lenovo System x Solutions for SAP HANAは、次世代x86サーバのアーキテクチャ 「第6世代 Enterprise X-Architecture(X6)」 に準拠したSAP HANA専用アプライアンス。大容量メモリを搭載可能な 「Lenovo System x3850 X6」 や 「Lenovo System x3950 X6」 をベースにしている。

 MapR Converged Data Platformは、データ活用に必要な各種の機能を1つの製品に統合したデータ基盤ソフトウェアで、Hadoop、Sparkなどの各機能を含んでいる。オープンAPIが備えられ、SAP HANAやSAP HANA Vora を始めとした商用のデータ分析、データ活用のソフトウェアと容易に連携ができる。

 今回公表されたレファレンスアーキテクチャは、SAP HANA Voraを活用するためのビッグデータ活用でのベストプラクティスを示したもの。検証済みのベストプラクティスとしてまとめられているため、導入プロジェクト時に参照することで、プロジェクト期間の短縮や品質向上に役立つ。

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