HPEやLinkedInがオープンなデータセンター設計をサポートする「Open19 Foundation」立ち上げ

Stephanie Condon (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2017-05-26 11:34

 LinkedInやHewlett Packard Enterprise(HPE)を含むテクノロジ企業のグループが米国時間5月23日、経済的でカスタマイズ性の高い、オープンなデータセンター設計をサポートする団体「Open19 Foundation」の設立を発表した。

 他のメンバー企業には、Flex、GE Digital、Vapor IOなどがある。

 この団体は、Facebookが設立した「Open Compute Project」(OCP)と似ているように見えるが、OCPが主に大規模なインターネット企業に適したデータセンター設計となっているのに対して、Open19 Foundationは、どんな場所や施設規模でも利用できるデータセンターモデルを使い、あらゆる規模のデータセンターを最適化することを目指す。

 同団体に対する最初のコントリビューションは、共通のサーバ仕様を定める業界標準「Open19 Platform」になるという。

 Open19 Foundationのプレジデントであり、LinkeInのプリンシパルエンジニアを務めるYuval Bachar氏は、声明で「Open19 Platformは、複雑な問題に対してシンプルなソリューションを提示する」と述べている。

 またHPEのバイスプレジデントJustin Hotard氏は、HPEは「現在と将来のクラウド企業のニーズに合致する、モジュール化された製品を実装することは、顧客にとってメリットになると考えている」と述べている。

 同団体はコントリビューションや新規メンバーを受け付けている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]