日本ヒューレット・パッカード(HPE)は4月16日、パートナー企業と共同で「データ安心パック」および「仮想化HA(High Availability)自動化パック」の2種類のソリューションパッケージを中堅・中小企業向けに提供すると発表した。
「データ安心パック」は、Windows OSのファイルサーバを簡単に保護、復旧し、機器障害やランサムウェアのダメージから守るソリューションパッケージ。検証済みのコンパクトなHPE製サーバ「HPE TM200」とQuest製のデータ保護ソフトウェア「Quest Software Rapid Recovery 6.1.2」を組み合わせ、高度な専門IT知識を持つ管理者がいなくても短時間で導入、・展開でき、容易に運用できるとする。データ安心パックパッケージセットとハードウェア、OSを合わせた税別標準価格は、保護データが4Tバイトからの場合で212万4000円となる。
「仮想化HA自動化パック」は、国際テクノロジーセンターの「SmartHA」(自動化インストールツール)と、HPEのサーバ「HPE ProLiant DL360 Gen10」およびストレージ「HPE MSA 2050」、関連機器やソフトウェア、保守をセットにした仮想化パッケージ。
「SmartHA」の機能により、「vShpere HA」をわずか0.5人/日で簡単に設定・構築できる。HPEのハードウェアと「SmartHA」がパッケージとして提供されることにより、仮想化環境の導入や運用に関わる手間とコストを大幅に軽減する。VMware vSphere Essentials Plus Kitとハードウェア(SmartHA USB含む)を合わせた税別参考価格は382万1300円で、3年間の保守費用は28万7000円となっている。