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WAN高速化に次ぐネットワーク基盤を展開--リバーベッド

國谷武史 (編集部)

2018-04-25 06:00

 リバーベッドテクノロジーは4月24日、2018年の事業戦略を発表した。戦略テーマに「デジタルパフォーマンスの最大化」を掲げ、WAN高速化製品に続く主力製品の展開に注力する。併せて、丸紅情報システムズとの新たな販売代理店契約の締結も発表した。

 記者会見で代表取締役社長のLeo Keely氏は、同社の代名詞とも言えるWAN高速化製品「SteelHead」が日本法人の売上のほぼ全てを占めるという実情を明かす。2018年は年率30%の成長目標を掲げ、SteelHeadだけに依存しない販売構成をいかに確立するかが命題。全社の販売構成に占めるSteelHeadの割合は6割前後といい、その背景にあるのが、クラウドへの接続を中心としたネットワーク管理ソリューションの拡大だという。


事業戦略で推進するプラットフォームソリューションのポートフォリオ

 同社は非公開企業だが、Keely氏は2017年の全社売上高が約1070億円、顧客数が3万社に達した報告。主に、2016年7月に買収したネットワーク性能監視のAternityやSD-WAN製品「SteelConnect」の販売増が原動力になった。4月3日付で創業者兼最高経営責任者(CEO)だったJerry Kennelly氏が退任し、最高営業責任者のPaul Mountford氏が新CEOに就任するなど、経営体制を刷新している。

 Keely氏は、数あるITソリューションの中で、WAN高速化が非常に“地味”な存在だと言いつつ、「デジタル変革」のキーワードで括られるモノのインターネット(IoT)や人工知能(AI)、クラウドコンピューティングなどで必須の最適なネットワーク利用において、重要な役割を担うとアピールする。

 2018年の事業戦略では、SteelHeadやAternityやSteelConnect、WAN最適化ソフトウェア製品「SteelFusion」などによるプラットフォームソリューションの展開に注力。日本法事の事業を、WAN高速化だけにとどまらないとするグローバルの事業と同様にしたい考えで、既にAternityが全米200店舗以上を展開する健康関連の日系企業に採用されていることや、スマートファクトリー化を推進する電機メーカーがIBMのストレージとともにSteelFusionによるデータ転送基盤を構築したという実績も披露した。


スマート工場化を推進する電機メーカーでの採用事例

 丸紅情報システムズとの新たなパートナーシップは、こうした事業戦略の一環にあたるという。丸紅情報システムズ 執行役員 IT基盤ソリューション事業本部長の小谷真一氏は、「なぜ、いまになってWAN最適化と疑問を持つ方々がいると思うが、国内企業のクラウド化や働き方改革といったニーズの高まりが、WAN最適化で定評のあるリバーベッドのソリューションの拡大とってチャンスになる。500社以上のチャネルを通じて日本語サポートを含む販売を展開する」と説明。提携初年度はまず3億円の売上を見込む。


協業を発表したリバーベッドテクノロジー 代表取締役社長のLeo Keely氏(左)と丸紅情報システムズ 執行役員 IT基盤ソリューション事業本部長の小谷真一氏

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