Microsoft 365の新しい体験が顧客の生産性を向上
Microsoftは、モバイル化するワークフォースを支援するためとして、テクノロジ体験群を発表した。これには、多様なデバイスやプラットフォーム間を横断するモバイルWindows体験の利便性向上、ウェブとアプリ体験の融合などが含まれる。新たな機能は以下の通り。
・スマートフォンとWindows 10 PCを接続する新たな方法により、テキストメッセージ、写真、通知に迅速にアクセスできるようになる。スマートフォンをポケットから出すことなく、写真をPCのドキュメントにドラッグアンドドロップできるようになるという。Windows Insider Programで間もなく提供される
・Microsoft LauncherのAndroid版が、業務アプリケーションの発見や構成に関する助言などにより、エンタープライズユーザーをサポートする。また、Microsoft Launcherアプリは、クロスデバイスのアプリローンチのためにTimelineをサポートする
・iPhoneまたはiPad上でのMicrosoft Edgeのブラウジングセッションが、Windows 10PC上のTimelineに含まれるようになる。これにより、顧客はiPhoneのMicrosoft EdgeからTimelineにアクセスできるようになる
・ものごとを整理し、仕事に簡単にに復帰できるようにするための機能「Sets」により、新たなユーザーに開発者がリーチし、対応できるようになった。Setsにより、一緒にしておくべきものをまとめて置くことができるようになり、開発作業が容易かつ迅速になり、生産性が向上するという。開発者にとっては、UWPが最初からSetsをサポートしていることで、ユーザーを適切にサポートできるようになった
・Adaptive CardsのMicrosoft 365内サポートにより、開発者はアプリ、ボット、サービスからTeamsやOutlookに送られるメッセージ内に対話型コンテンツを置くことができるようになった。結果として、Teamsチャット内で直接的に経費報告書を承認したり、GitHubの問題にコメントしたり、さらには電子メールで直接支払いを行ったりできるようになった
Microsoft 365は、ペン、インク、モバイル、デバイス、クラウド、開発ツールなどの要素を備えた総合的開発プラットフォームとして展開している。