Microsoft Build

Microsoft、働き方改革を実現するアプリ構築で開発者を支援へ - (page 2)

ZDNET Japan Staff

2018-05-08 13:16

Microsoft 365の新しい体験が顧客の生産性を向上

 Microsoftは、モバイル化するワークフォースを支援するためとして、テクノロジ体験群を発表した。これには、多様なデバイスやプラットフォーム間を横断するモバイルWindows体験の利便性向上、ウェブとアプリ体験の融合などが含まれる。新たな機能は以下の通り。

・スマートフォンとWindows 10 PCを接続する新たな方法により、テキストメッセージ、写真、通知に迅速にアクセスできるようになる。スマートフォンをポケットから出すことなく、写真をPCのドキュメントにドラッグアンドドロップできるようになるという。Windows Insider Programで間もなく提供される

・Microsoft LauncherのAndroid版が、業務アプリケーションの発見や構成に関する助言などにより、エンタープライズユーザーをサポートする。また、Microsoft Launcherアプリは、クロスデバイスのアプリローンチのためにTimelineをサポートする

・iPhoneまたはiPad上でのMicrosoft Edgeのブラウジングセッションが、Windows 10PC上のTimelineに含まれるようになる。これにより、顧客はiPhoneのMicrosoft EdgeからTimelineにアクセスできるようになる

・ものごとを整理し、仕事に簡単にに復帰できるようにするための機能「Sets」により、新たなユーザーに開発者がリーチし、対応できるようになった。Setsにより、一緒にしておくべきものをまとめて置くことができるようになり、開発作業が容易かつ迅速になり、生産性が向上するという。開発者にとっては、UWPが最初からSetsをサポートしていることで、ユーザーを適切にサポートできるようになった

・Adaptive CardsのMicrosoft 365内サポートにより、開発者はアプリ、ボット、サービスからTeamsやOutlookに送られるメッセージ内に対話型コンテンツを置くことができるようになった。結果として、Teamsチャット内で直接的に経費報告書を承認したり、GitHubの問題にコメントしたり、さらには電子メールで直接支払いを行ったりできるようになった

 Microsoft 365は、ペン、インク、モバイル、デバイス、クラウド、開発ツールなどの要素を備えた総合的開発プラットフォームとして展開している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

マイナンバーカードの利用状況を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]