大半の攻撃はアプリケーションを狙う--F5が「Advanced WAF」を発表

ZDNet Japan Staff 2018年05月23日 17時55分

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 F5ネットワークスジャパンは5月23日、セキュリティ新製品「Advanced Web Application Firewall(Advanced WAF)」を発表した。サイバー攻撃の多くがアプリケーションを狙うとして、これに対する包括的な防御手段になるとしている。

 同社は、これまでのWAF製品で「OWASP Top 10」に基づく防御機能やSSL/TLS暗号化通信検査などを提供してきたとし、Advanced WAFではこれらに加えて、ボットによる攻撃やマルウェアなどによる認証情報の窃取、アプリケーション層へのサービス妨害(DoS)攻撃、APIへの攻撃など、より広範な脅威に対処すると説明する。

 ボットによる攻撃対策では、クライアント/サーバの監視による防御と、新たにモバイル端末のボット化を防ぐためのアンチボットSDK(開発キット)も提供する。認証情報の窃取や悪用には、「クレデンシャルスタッフィング対策」というアプリケーションレベルでの暗号化を行い、ブラウザ内で認証関連データを保護する。

 この他に、レイヤ7を標的にする分散型サービス妨害(DDoS)攻撃に対しては、従来のシグネチャだけでなく、機械学習と行動分析の技術も利用することで、実際の攻撃状況に応じた動的な防御を図るという。また、REST APIやJSON、SOAP、AJAX、XML、WSDLAPIなどのAPIに対するブルートフォースやDoSの攻撃に対応をする。

 Advanced WAFは、オンプレミスやクラウド、マネージドサービスなどの提供形態で利用できるとし、ライセンスもパーペチュアル(買い切り)やサブスクリプション、サービス事業者による課金など、提供形態に応じたモデルを用意するとしている。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

この記事を読んだ方に

関連ホワイトペーパー

連載

CIO
デジタル“失敗学”
コンサルティング現場のカラクリ
Rethink Internet:インターネット再考
インシデントをもたらすヒューマンエラー
トランザクションの今昔物語
エリック松永のデジタルIQ道場
研究現場から見たAI
Fintechの正体
米ZDNet編集長Larryの独り言
大木豊成「仕事で使うアップルのトリセツ」
山本雅史「ハードから読み解くITトレンド放談」
田中克己「2020年のIT企業」
松岡功「一言もの申す」
松岡功「今週の明言」
内山悟志「IT部門はどこに向かうのか」
林 雅之「デジタル未来からの手紙」
谷川耕一「エンプラITならこれは知っとけ」
大河原克行「エンプラ徒然」
内製化とユーザー体験の関係
「プロジェクトマネジメント」の解き方
ITは「ひみつ道具」の夢を見る
セキュリティ
企業セキュリティの歩き方
サイバーセキュリティ未来考
ネットワークセキュリティの要諦
セキュリティの論点
スペシャル
ざっくりわかるSNSマーケティング入門
課題解決のためのUI/UX
誰もが開発者になる時代 ~業務システム開発の現場を行く~
「Windows 10」法人導入の手引き
ソフトウェア開発パラダイムの進化
エンタープライズトレンド
10の事情
座談会@ZDNet
Dr.津田のクラウドトップガン対談
Gartner Symposium
IBM World of Watson
de:code
Sapphire Now
VMworld
Microsoft WPC
Microsoft Connect()
HPE Discover
Oracle OpenWorld
Dell EMC World
AWS re:Invent
AWS Summit
PTC LiveWorx
吉田行男「より賢く活用するためのOSS最新動向」
古賀政純「Dockerがもたらすビジネス変革」
中国ビジネス四方山話
ベトナムでビジネス
日本株展望
企業決算
このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]