Microsoftは、「Windows 10 April 2018 Update」(Redstone 4)が対応する全てのデバイスで「完全に利用可能」になったと発表した。Windows 10 April 2018 Updateは米国時間4月30日に提供開始されている。
Microsoftは6月14日付けのブログ記事で、Windows 10 April 2018 Update(バージョン1803)が、品質と信頼性の水準を満たし、リリースプロセスの最終段階に入ったと述べた。
14日から、同アップデートはWindows Updateで自動的に適用される。法人顧客も準備が整い次第、安心して同アップデートを導入することができるとしている。
またMicrosoftは同日、これまでに2億5000万台を超える端末でWindows 10 April 2018 Updateが稼働していると述べた。リリースのペースはこれまでのアップデートよりも早いという。
前回のWindows 10の機能アップデート(「Fall Creators Update」1709)は2017年10月17日にリリースされた。2018年1月半ばに、企業への導入準備が整ったと発表された。
Microsoftは14日のブログ記事に、「April 2018 Updateは正式に、最速で2億5000万台に達したWindows 10のバージョンとなった。Fall Creators Updateで要した期間の半分以下で達成した」と記している。1月には、最速で1億台を達成したWindows 10のバージョンは、Fall Creators Update(バージョン1709)だと述べていた。
Microsoftによると、April 2018 Updateは「Windows 10のこれまでのバージョンよりも満足度が高く、既知の問題が少なく、サポートへの問い合わせ件数が少ない」という。関係者らは、問題が発生した場合はサービスフォーラムを通じて絶えず最新情報を提供することで、顧客とコミュニケーションをとってきたと述べた。また、AI技術、フィードバック、テレメトリデータを活用し、影響を受けたユーザーへのアップデートの提供を一時的に停止するためのすばやい調整が可能だったとしている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。