JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月1日、「STOP! パスワード使い回し! キャンペーン2018」を開始した。パスワードの使い回しの危険性を啓発するもので、31日まで展開する。
キャンペーンは、インターネットサービス利用時の認証情報が漏えいすることによる、なりすましログインなどの悪用被害が続く状況を踏まえ、実施する。JPCERT/CCは、同一の認証情報を複数のサービスで使い回すことで、どこか1つのサービスから認証情報が漏えいしてしまえば、他のサービスにも不正アクセスなどの被害が及ぶを警鐘を鳴らす。
副題では「知っておきたい、パスワードの危険な落とし穴とその対策」を銘打ち、キャンペーンサイトを通じてパスワードの使い回しがもたらす情報漏えいの仕組みや、パスワードの適切な管理方法、インターネットサービスで提供されているセキュリティ機能の活用術などを解説する。
また、同キャンペーンに賛同する企業も募集している。