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Adobe Systemsは米国時間8月21日、「Adobe Experience Cloud」製品の一部である「Adobe Campaign」ソリューションに、新しい電子メール機能とクロスチャネルキャンペーン機能を追加すると発表した。同社によると、このアップデートは、ブランド企業からのオファーを受け取る媒体として、依然として電子メールを好むという約50%の消費者に対応するのが目的である。
新機能には、先進的な2つの予測的電子メール機能が含まれる。Adobe Researchが開発中の機能で、データ主導型のパーソナライゼーションによる顧客のロイヤルティ構築に焦点を当てている。より短期的には、Adobe Campaign内のコンテンツソースとして「Dropbox」を統合する予定である。年内にベータ版の提供を見込んでいる。
また同社は、Adobe Campaignに「Adobe Analytics」の「Analysis Workspace」を活用した動的レポーティング機能を追加する。これによりマーケターは、電子メールの統計情報にプロファイル属性を統合して、顧客のセグメンテーションを改善できる。Adobeはほかにも、プッシュメッセージを複数言語で作成できるようにする。
将来的な統合を視野に開発中のプロジェクトとして、電子メールの開封率を基に、最も効果的な送信時間を特定する機能や、電子メールに反応するまでの時間から、顧客のエンゲージメントを測定する分析機能がある。
Adobeは、Adobe Campaignにおけるデータ統合に力を入れている。1月には「Hadoop」コネクタを追加して、キオスク、販売時点(POS)端末、モバイル機器など、より多くのデータソースを利用可能にした。複数チャネルをまたいだマーケティングキャンペーンの展開を支援するのが狙いである。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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