過去1年間でコントリビューター人口が増えた言語はAndroidの「Kotlin」--GitHubが発表

Liam Tung (Special to ZDNet.com) 翻訳校正: 石橋啓一郎 2018年10月25日 06時30分

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 Microsoftが6月に買収を表明したコードホスティングサービス「GitHub」で今、もっともコントリビューター人口が増えているプログラミング言語は、Googleが公式にサポートしているAndroidアプリ開発言語「Kotlin」であることが分かった。

 Kotlinは約1年前にGoogleの公式サポート言語に追加された。それまで、公式にサポートされている言語はJavaとC++だけだった。

 この施策は、GoogleにAndroidでのアプリ開発におけるJavaの弱点を回避する道を提供すると同時に、Android開発者のKotlinの利用を後押しすることになった。GitHubのレポート「2018 Octoverse」の結果は、これを反映したものだと言えるだろう。

 GitHubによれば、プロジェクトのビルドにKotlinを使用しているコントリビューターの数は、前年の2倍以上になったという。これは、ほかのどの言語よりも速い増加ペースだ。

 Googleは最近、KotlinのメインスポンサーであるIDE開発企業JetBrainsと協力してKotlin Foundation設立したほか、Google CloudにKotlin用のポータルサイトを用意するなど、Kotlinのサポートを充実させている。

 Googleはその際、「Google Play」で提供されているAndroidアプリのトップ1000のうち、27%でKotlinが使用されていることを明らかにした。その中には、Twitter、Slack、Netflixのアプリも含まれている。

 またKotlin Foundationは、組織の目的はフリーソフトウェアとしてのKotlinの開発と配布を保証することであり、これは公式バージョンに対する修正も含めて、自由にコピーし、修正し、再配布できることを意味すると述べている。

 Kotlinの次にコントリビューターの数が増えた言語は、DevOps向けのHashiCorp Configuration Language(HCL)で、コントリビューター人口は前年の2.2倍になった。その次に成長したのはMicrosoftがメンテナンスしているTypeScriptで、コントリビューター人口は前年の1.9倍になった。

 それに続く4位と5位には、MicrosoftのPowerShellと、「Firefox」を作ったMozillaにルーツを持つRustがランクインしている。

 6位から8位には、急速に利用が増えているクロスプラットフォームツールCmake、Googleが作った言語Go、開発者の間で人気が高い言語の1つであるPythonが名を連ねている。

 トップ10の残り2つは、GroovyとIBMのSQLPLだった。

 GitHubで活動しているコントリビューターがもっとも多い組織はMicrosoftで、7700人の従業員がコントリビューションしていた。また、Googleには5500人のコントリビューターがおり、RedHatは3300人、UC Berkleyは2700人だった。

 GitHubで利用されているプログラミング言語のコントリビューター数トップ10の顔ぶれは、この3年間あまり変わっていないが、その例外がTypeScriptとRubyだ。

 TypeScriptは2017年には10位だったが、今年は7位に順位が上がった。一方Rubyは、2015年には5位だったが、今年は10位までランクダウンしている。

 コントリビューター数トップ10は、上位から順にJavaScript、Java、Python、PHP、C++、C#、TypeScript、Shell、C、Rubyだった。

 このトップ10のランキングは、TIOBEやPYPLなどのほかの人気インデックスとそれほど変わらないラインアップになっている。

コントリビューター人口増加ランキング

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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