Officeインテリジェントサービスを活用したウェブページ作成機能
Microsoftが米国時間1月3日に更新した、Office 365各プラットフォームに対する変更内容をまとめる。リリースノートによれば、バージョン1812(ビルド 11126.20188)へ更新したWindowsデスクトップ版は、各アプリケーションに機能改善を加えた。
Wordは、「Officeインテリジェントサービス」文章をウェブページに変化する機能が加わっている。変換した内容は自動的に、対話型レポートやプレゼンテーションなどの作成や共有に用いる「Microsoft Sway」へアップロードするため、後はSwayの共有機能で招待するユーザーにURLを配布すればよい。

<ファイル>タブの<変換>を選択すると、右ペインに「Webページに変換」が現れる
また、Wordが供える学習ツール機能も改良が加わった。同ツールを起動するとリボンに並ぶ「行フォーカス」で読み上げ内容に集中すべき行をハイライトで表示し、1行、3行、5行から選択できる。以前は能動的に行っていたアクセシビリティチェックだが、今後は自動的に行われるという。
同機能はExcelとPowerPointにも展開する。ただし、Microsoftの説明によれば、スペルチェックと同様にステータスバーに並ぶアイコン経由で行う仕組みのようだが、日本語環境では未確認だった。

学習ツールではハイライト表示する「行フォーカス」の範囲が変更可能となった