Microsoftは2019年12月10日に「Windows 10 Mobile」プラットフォームのサポートを終了する。2017年10月に「Windows Phone」OSの最後のバージョン「Windows 10 Mobile 1709」をリリースしてから2年余りを経て、サポート終了となる。
「Windows 10 Mobileのサポート終了:よくあるご質問」ページに記載されているように、サポート終了は無料の修正プログラムやセキュリティアップデートが提供されなくなることを意味する。これは、「Windows 10 Mobile Enterprise」を含む全バージョンのWindows 10 Mobileに適用されるようだ。
このWindows 10 Mobileのサポート終了については、少なくとも1年前から明らかになっていた。またMicrosoftは、先ごろ更新したサポートページの中で、その後も2020年3月10日まで設定や一部のアプリ(具体的なアプリ名は不明)向けにデバイスバックアップのサポートを続けることを明らかにしている。写真のアップロードや既存のバックアップを使用したデバイス復元などの一部のサービスは、「サポートの終了後、少なくとも12カ月間は提供される」としている。
ユーザーは次に何をするべきなのかということについて、Microsoftは「Android」または「iOS」への移行を勧めている。登場する見通しが不明なデュアルスクリーン搭載のデバイス「Andromeda」を待つことではない。
Microsoftは次のように述べている。「Windows 10 Mobile OSサポート終了に伴い、ユーザーはサポートされているAndroidまたはiOSデバイスに移行することを推奨する。世界中の人々や企業がより多くのことを達成できるように力添えするというMicrosoftの企業方針により、当社はこれらのプラットフォームやデバイスでMicrosoftのモバイルアプリをサポートすることを余儀なくされている」
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。