コニカミノルタジャパンは、統合進化型プラットフォーム「Workplace Hub プラットフォーム」の中核となるハイブリッド型従量課金システムをビープラッツと共同開発したと発表した。
「Workplace Hub プラットフォーム」は、コニカミノルタジャパンが独自で開発・構築・提供する「従量課金」「遠隔監視」「遠隔保守」「ストア機能」などの複合機とITサービスを統合したシステム基盤。同基盤では、パートナー企業が開発したアプリケーションやサービスも稼働可能だ。
今回開発した従量課金基盤では、ビープラッツが持つサブスクリプションビジネスの統合プラットフォーム「Bplats」により、将来のIoT対応を見越した多様性のある従量課金の仕組みを構築できる。各種ITサービスやアプリケーションのコストが、常に実際の利用量に応じた金額に最適化された環境を維持できるとする。また、クラウド版およびオンプレミス版の各種アプリケーションの利用情報を、クラウド基盤に集約し請求を一本化することができる。
従量課金基盤の概要
同基盤を利用することで、使用端末数や利用者の増加に伴うライセンスの追加購入が不要となり、これまでサービス提供ベンダーごとに行っていた支払い処理の手間を省力化することができる。またアプリケーションベンダーは、複雑な従量課金の仕組みを自社で構築することなく、Workplace Hub プラットフォームに対応させることで、従量課金対応が可能となり、既存のアプリケーションで新たなビジネスモデルを実現できる。