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“仕事センス”が重要--管理職が若手に求めるのは「責任感をもって取り組む力」

TechRepublic Japan Staff

2019-01-31 06:45

 企業などの人材育成支援や経営指導を手掛ける産業能率大学総合研究所は「仕事センス」について企業のマネージャーの意識を調査。1月29日に調査結果を発表した。

 同大学が定義する「仕事センス」とは“顧客や組織のさまざまな期待に応えるために周囲の状況を感じ取り、自分で判断してやり遂げるための総合的な力”と説明。正解のないビジネスの現場でビジネスパーソンが活躍するためには知識とスキルに加えて仕事センスが重要としている。

 今回の調査では、判断や調整をしながら仕事をやり遂げていると表現する現場のマネージャーに仕事センスの認識を聞くとともに「仕事で遭遇する壁を乗り越える」「自分で考えて判断する」ために必要な力を探ったと表現している。以下は仕事センスを感じた人のエピソード。

  • 仕事に対する前向きな姿勢が他の職員の見本となり、職場内が活性化した(65歳、男性、運輸業)
  • 新人でも「勘所が良い」とほめられている社員はセンスがあると思う(50歳、男性、製造業)
  • 報告書やメールの内容に対する質問や補足説明を求めずとも、読むだけで必要な情報、当人が何をしたいのかが分かる人がいる(53歳、男性、製造業)
  • 周囲を巻き込んでテンポ良く仕事を進める人がいる(41歳、男性、製造業)
  • 相手の表情や言葉から真意を見抜くのに長けた人がいる(59歳、男性、製造業)
  • 情報収集のための労をいとわない(61歳、男性、情報通信業)
  • 相手の求めることを的確に把握し実現する(43歳、男性、建設業)
  • 社内折衝が上手く、事前に同意を得てスムーズに仕事を進めている(55歳、男性、製造業)
  • タスクが丁寧にまとめられ、優先順位をつけながら片づけている(46歳、男性、製造業)
  • 痒い所に手が届くように先回りした答えが返ってきた(45歳、女性、卸売・小売業)
  • 面倒事を他人に押し付けずに自ら率先して行う姿勢にセンスを感じる(28歳、女性、その他)
  • 問題を単純化しポイントを明らかにして取り組む(62歳、男性、卸売・小売業)
  • いい意味で遠慮しない、即行動する。周囲への根回しができているから、周囲に「こっちの都合も考えろよ」的な雰囲気がない(55歳、男性、卸売・小売業)

 仕事をうまく進めるための“センス”についてどのような認識なのかを聞いている。A「社会人になるまでに形成されており、入社後に磨くことは難しい」とB「社会人になってからでも教育すれば磨くことができる」の選択肢で聞くと、Bが72.2%という結果になっている。

 この結果について同研究所は、厳しい環境や状況を乗り越えてきた、これまでの経験が自らの仕事センスを磨くことに影響を与えたという認識を多くのマネージャーが持っているためと分析している。

仕事をうまく進めるためのセンスについての認識(出典:産業能率大学総合研究所)
仕事をうまく進めるためのセンスについての認識(出典:産業能率大学総合研究所)

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