Dell Technologies傘下のDell EMCは米国時間4月22日、Cisco Systemsとの間で締結しているシステムインテグレーター契約を複数年にわたって延長すると発表し、コンバージドインフラ市場へのコミットメントを示した。両社は製品開発に加えて、販売やマーケティングといった分野でも引き続き協力していく。
IDCが最近発表した調査結果によると、2018年第4四半期におけるコンバージドインフラ支出は前年同期に比べて15%近く増加しており、Dell Technologiesはその中におけるハイパーコンバージドシステムセグメントのハードウェアと、ソフトウェア(VMwareを通じて)の双方でトップシェアを獲得している。ただ、同セグメントがコンバージドインフラ分野をけん引しているとはいえ、「認証済み参照システムおよびインテグレーテッドインフラストラクチャ」と、「統合プラットフォーム」セグメントの支出は、前年同期に比べて減少している。
Dell EMCはブログ投稿で、認証済み参照システムおよびインテグレーテッドインフラストラクチャをリードする存在として、「Dell EMCはコンバージドインフラが今後何年にもわたって採用される選択肢だと考えている」と述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。