Dell EMCとNVIDIAは米国時間3月13日、「Dell EMC Isilon」と「NVIDIA DGX-1」によるリファレンスアーキテクチャを、AI向けのターンキーソリューションとして商用利用を可能にしたと発表した。このソリューションは、データセンターにおける大規模なAIワークロードに関して、設計から配備、サポートまでの課題に対応するものとなる。この新ソリューションは、両社が共同で実現したリファレンスアーキテクチャによって、AIの配備をより容易に、加速できるようになっており、コンバージドソリューションとして提供される。
このリファレンスアーキテクチャは、「Dell EMC Isilon F800」オールフラッシュストレージと「NVIDIA DGX-1」を組み合わせたものとなっている。
AIはエンタープライズ企業にとって重要なワークロードとなりつつあり、大手ストレージ企業はMLやAIのワークロードを念頭に置いたビルディングブロックを展開している。Dell EMCとNVIDIAのこのシステムはまず米国などで、Dell EMCのパートナーであるComputacenterや、Insight、Presidio、Sirius Computer Solution、World Wide Technology(WWT)より提供される。
他のストレージベンダーも、NetAppからPure Storage、さらにはIBMやHewlett Packard Enterprise(HPE)に至るまですべて、AIワークロードにとともに、「TensorFlow」や「Pytorch」といったフレームワークと連携させる取り組みに焦点を当てている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。