グループウェア「desknet's NEO」最新版、スケジュール強化--組織で共有

TechRepublic Japan Staff

2020-03-04 07:00

 ネオジャパンはグループウェアの最新版「desknet's NEO V5.5」の提供を2月26日から開始した。税別価格はクラウド版が1ユーザーあたり月額400円、パッケージ版が5ユーザーで3万9800円となっている。

 最新版では、スケジュールと設備予約が改善されている。登録先から“組織”を選べるようになった。組織スケジュールは、部署やチームの単位で利用できる共用のスケジュール。出張や休暇、納期などを部や課、チームの単位で共有できるようになる。

 登録先選択時に「組織別」タブを開くと、エンドユーザーの代表組織が初期表示されるといったカスタマイズが可能になる。スケジュールの「複写して追加」よりもスムーズに登録できると説明。エンドユーザーが所属する部や課、チームの組織スケジュールが個人の予定の下に表示され、確認することができる。

 アンケートも機能が改善されている。「組織」を指定したアンケートの送信、アンケートの開始や終了の日時の設定、アンケート作成者の権限設定が可能となっている。

部門での出張予定も共有可能(出典:ネオジャパン)
部門での出張予定も共有可能(出典:ネオジャパン)

 業務アプリケーション作成ツール「AppSuite」との連携も強化されている。AppSuiteで作成した業務アプリケーションの任意の日時や日付部品にある日付をもとに月間カレンダー形式でデータを表示可能。AppSuiteで作成した業務アプリケーションに登録されたデータをもとにdesknet's NEOのスケジュールに予定が追加できるようにもなっている。

 AppSuiteで作成した業務アプリケーションにあるデータは、コマンドラインツールでリモートからCSVファイルにエクスポートすることが可能となった。データ一覧取得APIを使って外部のシステムからAppSuiteのデータを検索、取得することもできるようになっている。

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