日本ユニシスは、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い新しい働き方が求められているとし、従業員への情報伝達・伝達状況の把握・受講状況の収集を行うクラウドサービス「LearningCast」を12月末まで無償提供する。
LearningCastは、同社が10年以上にわたり提供してきた企業内教育向けのサービス。テレワークなど直接やりとりができない環境で、迅速に情報を伝達し、伝達状況を把握することに利用する。

LearningCastの主な機能(出典:日本ユニシス)
想定される利用シーンには、経営と現場間の情報伝達・把握・収集や、オンライン社内セミナー・研修の機能補完などがある。
経営側は、現場従業員一人ひとりへの伝達、組織・従業員ごとの参照、未参照の確認や督促に利用でき、従業員の体調など現場の情報収集にも活用できる。現場では、PC・タブレット・スマートフォンなどで迅速に情報を把握できるほか、困っていることなどを正確にフィードバックできるという。

オンライン会議ツールとLearningCastを組み合わせたオンラインセミナー・研修(出典:日本ユニシス)
また「Microsoft Teams」「Zoom」などのオンライン会議ツールとLearningCastを組み合わせて、集合研修に近いセミナーや研修を実施でき、参加者管理(受講受付・案内メール発信)、アンケート、受講後テストなどの管理も正確に行うことが可能だという。
無償提供の申込受付期間は、6月17日~9月30日。LearningCastを未契約の全国の企業・官公庁・自治体・大学・団体が対象で、契約日から12月31日まで500 ID分を無償提供する。1企業1契約で、無償提供期間終了後も有償サービスに切り替えて引き続き利用することができる。