AWS、「Amazon SageMaker」のGPUインスタンス価格の引き下げを発表

Natalie Gagliordi (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2020-10-08 12:03

 Amazon Web Services(AWS)は米国時間10月7日、フルマネージド型の機械学習(ML)サービス「Amazon SageMaker」のGPUインスタンスの価格引き下げを発表した。この価格改定により、「ml.p2」および「ml.p3」のGPUインスタンスのコストを最大18%低減できるという。

 価格は10月1日より、次のリージョンで適用される。米国東部 (オハイオ)、米国東部 (バージニア北部)、米国西部 (オレゴン)、アジアパシフィック (シンガポール)、アジアパシフィック (シドニー)、アジアパシフィック (ソウル)、アジアパシフィック (東京)、アジアパシフィック (ムンバイ)、カナダ (中部)、欧州 (フランクフルト)、欧州 (アイルランド)、欧州 (ロンドン)、AWS GovCloud (米国西部)。

 またAWSは同日、そのストリーミング配信プラットフォーム「Twitch」で初めて、インタラクティブなトレーニングシリーズを配信すると発表した。このトレーニングシリーズでは「AWS認定クラウドプラクティショナー」の取得を目指す人々に向けたスキルのトレーニングが無償で提供される。この認定は、需要の高まっているクラウドのスキルを証明するものであり、求職者にとっては高い給与を期待できるクラウド認定の1つであり続けている。

 同社によるとこのトレーニングシリーズ「AWS Power Hour: Cloud Practitioner」は、基本的なクラウドのノウハウや核となるAWSサービスを網羅する週2回のライブストリーミングだという。同トレーニングシリーズではこれ以外にも、クラウド上で動作するアプリケーションの開発やセキュリティ強化といった話題のほか、価格やサポート、イノベーションに向けた取り組み方についても詳細に解説される。

 AWS Training and CertificationのAWS認定責任者Diana Godwin氏は、「クラウドのスキルに対するニーズが高まっているため、業界で高い認知度を誇るAWSの資格であるAWS認定クラウドプラクティショナーを取得することは、クラウドに関する自らの熟達度を現在、将来の雇用者に対してアピールする上での武器となる」と述べ、「履歴書に付加できるデジタルバッジと、ソーシャルプロフィールが与えられるため、企業のクラウド導入にさまざまな役割で貢献できるという自らの能力を示す上で役立てられる」と続けた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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