Zoomは先ごろ、「OnZoom」をベータ公開した。OnZoomは、独自のオンラインイベント用プラットフォームおよびマーケットプレイスで、有料Zoomユーザーがヨガ教室やコンサート、料理教室といったイベントを「Zoom Meetings」プラットフォームで制作、開催、マネタイズすることを可能にする。
ユーザーはイベントチケットの情報掲載や販売がOnZoom経由でできるようになり、参加者数はユーザーの「Zoom Meeting」ライセンスに応じて最大100〜1000人となっている。
OnZoomは、Zoomが「Zoomtopia」開催期間中に同社ブログで発表された。Zoomtopiaは、同社ユーザーカンファレンスであり、米国時間10月14日と15日の2日にわたりオンラインで開催され、一般参加は無料となっていた。
OnZoomは次のオプションを提供する。
- 一度限りのイベントや連続して開催されるイベント、時間単位のイベントのスケジュールと開催
- チケットのセキュアな情報掲載と販売
- メールやソーシャルメディアを使った一般公開イベントの共有と宣伝
- ビジネスの地理的な位置を超えての新規参加者へのリーチ
Zoomユーザーは、OnZoomアカウントにログインすることで次のことが可能になる。
- 一般公開イベント一覧の検索とチケットのオンライン購入
- PayPalやクレジットカードを利用したセキュアな参加料金の支払い
- OnZoomチケットの購入と友だちや家族への譲渡
- 資金集め目的のイベントを通じた非営利団体へのネイティブ形式での寄付
- Zoomクライアントやカレンダー、OnZoom参加者およびホストダッシュボードからのイベント参加、
- OnZoomイベントへの「いいね」や共有、評価
Pledgelingは、「Donations by Pledgeling」により「Zoom App Marketplace」で最初の寄付アプリとなる。
WWは、OnZoomの主要パートナーであり、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの中、メンバーにバーチャルワークショプをZoom経由で提供してきた。
「WWでは、実生活における健康的な習慣に向けた刺激をあらゆる人に与えることをミッションとしており、健康をより手の届くものとする新しい手段を常に探している」とWWの最高ブランド責任者(CBO)Gail Tifford氏はZoomのブログ投稿で述べた。「非常に多くの人がZoom上で過ごしていることから、同じ志を持つブランドとのコラボレーションということ以上に、習慣を変えることに関する専門知識を前面に押し出し、より健康的で幸せな生き方ができるよう世界中の人々に刺激を与えられる機会だと捉えた」(Tifford氏)
OnZoomはZoomの最新プラットフォームおよびマーケットプレイスだ。
提供:Zoom
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。