A4カラーLEDプリンター「C650dnw」(出典:沖データ)
沖データ(港区)は10月22日、LEDプリンター、複合機「COREFIDO」シリーズのフラッグシップモデルとしてA4カラーLEDプリンター「C650dnw」を発表した。本体サイズや設置、メンテナンスに必要なスペースを小型化。限られたスペースでの利便性向上にこだわったという。同日に発売し、11月下旬から出荷する。
ウォームアップタイム約11秒で毎分35ページを印刷可能。短冊のし、薬袋、耐水紙などの特殊用紙も印刷できるという。
装置寿命は60万ページもしくは5年で、5年間の無償保証、メンテナンス品を5年間無償提供する長期無償サービスにも対応する。
本体サイズは幅395mm×奥行430mm×高さ290mm。イメージドラムなどの消耗品交換する際に引き出すバスケット部分はフロントカバー左右20mmで開けられ、198mmで引き出せる。
紙詰まりなどのメンテナンス対応はすべて前面からできるため、側面や背面を開ける必要がないという。
同クラスのプリンタと比較して世界最小クラスの本体サイズで、メンテナンススペースを最小化。最小化は「Space Saving Technology」で実現したという。「究極のユーザビリティを実現」するモデルと説明している。
Space Saving Technologyは「デュアルモーションドラムバスケット」「フレキシブルトナートランスポート」「定着器ダイレクトアクセス」の3つの新技術で構成。加えて、前面から全てのメンテナンス作業ができる「フルフロントアクセス構造」を採用した。
デュアルモーションドラムバスケットは、フロントカバーの前面への引き出し、トップカバーの上面への引き上げでバスケット部分の作業が可能。フレキシブルトナートランスポートは、機器内の空スペースにトナー搬送ルートを自由に形成。定着器ダイレクトアクセスは、トップカバーを開けずに定着期を直接着脱できるという。
メンテナンス時の本体イメージ(出典:沖データ)
税別本体価格は17万8000円。COREFIDOシリーズは、カラー8機種、複合機8機種、モノクロ4機種の全20機種展開となった。