Elon Musk氏率いる宇宙開発企業SpaceXの衛星インターネットサービス「Starlink」のユーザー数が1万人を突破したことが明らかになった。また、Starlinkのネットワークはすでに100/20Mbps以上のインターネット速度を実現しているという。米国時間2月3日付の米連邦通信委員会(FCC)への提出書類で明らかになった。
「Starlink」のサービスは宇宙空間にネットワーク通信用の小型衛星を飛ばしている。
提供:SpaceX
CNBCが4日に報じた通り、書類には次のような記載がある。「Starlinkのパフォーマンスは、理論的でも実験的でもない。現在、米国内外のユーザー1万人以上がこのサービスを利用している」
SpaceXは、Starlinkでインターネット速度向上を目指している。1000基を超える小型衛星を軌道に送り出しており、衛星コンステレーションを形成して地上にインターネットアクセスを提供する。
SpaceXは4日、さらに60基の衛星を宇宙空間に送り出した。
FCCは2020年12月、米国の地方部に高速インターネットを提供する支援プログラムの一環として、SpaceXに約8億8550万ドル(当時のレートで約920億円)の資金を支給すると発表した。FCCは、「地方部デジタル機会基金(Rural Digital Opportunity Fund)」の入札の第1段階で、35州に及ぶ64万2925カ所をSpaceXに割り当てた。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。