「Mac」に入れておきたい便利アプリ10選

Adrian Kingsley-Hughes (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2022-02-05 08:30

 筆者のように、「Mac」をメインの作業用マシンとして使用している場合、マシンを生活と仕事のあらゆる問題に対応できる状態にしておく必要がある。つまり、適切なパフォーマンス向上アプリ、セキュリティアプリ、生産性アプリをそろえておかなければならない。

「CleanMyMac X」

CleanMyMac X

Macをスキャンして、不要なファイルやマルウェアを削除

 CleanMyMac Xは、Macに蓄積される不要なデジタルデータを取り除く最良の手段である。このアプリを使えば、ストレージスペースを解放できるだけでなく、マシンの動作を高速化することも可能だ。Macをスキャンして、マルウェアや大きな隠しファイル、古いアーカイブ、未使用のアプリを削除する機能を備える。何もしなければOSの奥深くに埋もれてしまう不要なデジタルデータを見つけ出す能力が非常に優れており、筆者はいつも驚嘆させられる。

「Authy」

 Authy

ほぼすべてのデバイスとプラットフォームで動作する2FAアプリ

 筆者は以前、2FA(2要素認証)に「Google Authenticator」を使っていたが、このアプリは古く、いくつかの制限があるため、Authyに乗り換えた。Authyが優れているのは、ほぼすべてのデバイスとプラットフォームで動作し、コードのバックアップを保持できることだ(デバイスを買い換えたときに非常に便利)。

 何よりも素晴らしいのは、無料で利用できることだ。

「Parallels Toolbox」

Parallels Toolbox

30種類以上のツールを備えた「macOS」(および「Windows 10」)向けオールインワンソリューション

 Parallels Toolboxは使いやすいツール群で構成されるスイート製品だ。1日に何度も実行する定型的なコンピューティング作業をすべて合理化して、1~2回クリックするだけで実行可能なアクションに変換し、生産性を大幅に向上させる。このスイート製品を使用すると、アニメーションGIFの作成から画像の一括リサイズまで、さまざまなタスクを実行できる。

「SnagIt 2021」

SnagIt 2021

究極のスクリーンキャプチャーツール

 筆者は職業柄、毎週無数のスクリーンキャプチャーを撮る。これまでさまざまなツールやユーティリティー(macOSの標準ツール群も含む)を試したが、SnagItの強力な性能と柔軟性に比肩するものはない。筆者はSnagItを使用して、さまざまなシステムで、文字通り何千ものスクリーンキャプチャーを撮った。

 このツールを使用すると、単純なキャプチャーからスクロールするウィンドウなどの複雑なものまで、あらゆる種類のスクリーンショットをキャプチャーできる。さらに、強力な編集ツールも備えており、キャプチャーした画像をウェブへの投稿や出版物への掲載に適したものに加工することが可能だ。

「iStat Menus」

iStat Menus

Macで起きているあらゆることを把握

 筆者がこのアプリを気に入っているのは、大量のシステム情報を把握できるからだ。iStat Menusは、高度なMacシステムモニターであり、システム温度からCPUパフォーマンスまで、膨大な範囲のデータを提供する。ユーザーは非常に多くの重要かつ有用な情報を瞬時に確認することが可能だ。

「Backblaze」

Backblaze

クラウドバックアップが容易に

 「Time Machine」はローカルバックアップの実行には適しているが、最新のオフサイトバックアップも作成しておいた方がいいだろう。筆者の経験から言うと、価値とストレージスペース、パフォーマンスのバランスが最も優れているのはBackblazeだ。

「Parallels Access」

Parallels Access

高速かつシンプルで信頼性の高いリモートアクセスツール

 システムへのリモートアクセス機能を提供する多種多様なソリューションを試してきたが、筆者が最も気に入っているのはParallels Accessだ。このツールを使用すれば、ほとんどすべてのデバイスから自分のMac(またはPC)に接続することが可能で、あたかもそのシステムの前に座っているかのように、そのシステム上のアプリケーションやファイルを操作することができる。筆者は、重要なファイルを自宅やオフィスのコンピューターに忘れてきたとき、このツールに何度も助けられた。

「Freedome VPN」

Freedome VPN

インターネット接続を保護

 VPNなしでウェブを閲覧すると、デジタルフットプリントが残り、他者がそれを使って閲覧者を追跡することが可能になる。VPNを使用すれば、コンテンツに設けられた地理的な壁を乗り越えることができる。さらに、優れたVPNは、ユーザーの管理下にない有線および無線ネットワークを使用してウェブにアクセスするときに、ユーザーの安全を確保することができる。多くのVPN製品をテストした後、筆者が選んだのはFreedomである。Freedomeは、強固なセキュリティと高水準の信頼性をお手頃な価格で提供するからだ。

「The Unarchiver」

The Unarchiver

ファイルの圧縮と解凍が容易に

 macOSの標準ツールはいくつかの圧縮ファイルアーカイブでまずまずの機能を提供するが、The Unarchiverはありとあらゆるファイル形式に対応している。ZipやRAR、7-zip、Tar、Gzip、Bzip2といった一般的な形式だけでなく、StuffIt、DiskDoubler、LZH、ARJ、ARCなど、あまり知られていない形式も開くことができる。ISOイメージやBINイメージからファイルを抽出する機能も備える。さらに、一部のWindows .EXEファイルからファイルを抽出することも可能だ。

 本当に素晴らしいツールであり、筆者も常用している。

「Amphetamine」

Amphetamine

重要な仕事をする小さなアプリ

 「Amphetamine」はメニューバーに表示される小さなアプリで、省エネルギー設定を迅速かつ簡単にオーバーライドして、Macがスリープ状態になるのを防ぐことができる。電源設定に簡単なオン/オフスイッチが必要な人に最適なアプリである。省電力機能をもっと細かく制御したい人にもお薦めだ。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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