編集部からのお知らせ
New! 記事まとめ「ISMAP-LIU」
話題の記事まとめ「通信障害と社会リスク」
調査

データ侵害のコストが過去最高を更新、医療業界の被害がより高額に--IBMレポート

Bree Fowler (CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 長谷睦 (ガリレオ)

2022-07-28 12:51

 データ侵害のコストは上昇を続けており、消費者がその代償を支払っているようだ。

デスクトップPCのキーボードで入力している手
提供:Getty

 IBM Securityが米国時間7月27日に公開したレポートによると、データ侵害のコストは平均で435万ドル(約5億9300万円)となり、過去最高を記録した。これは2021年から2.6%の増加で、2020年と比べれば12.7%もの急増となる。

 また、調査に参加した組織の半数以上が、このコストを製品やサービスの値上げという形で顧客に転嫁していることを認めたと、IBMは述べている。

 この年次レポートは、2021年3月から2022年3月の間に世界の550の組織で発生したデータ侵害の分析に基づいている。調査自体はIBMの委託を受けたPonemon Instituteが実施し、IBMがその結果を分析した。

 IBMの分析対象となったデータ侵害の中で最もコストが高かったのは、重要なインフラ組織に関わるものだった。具体的には、金融サービス、工業、テクノロジー、エネルギー、運輸、通信、医療、教育の各業界、および公共部門の組織だ。

 これら重要なインフラ組織のデータ侵害コストは平均482万ドル(約6億5700万円)で、重要インフラに関わらない組織が負担した平均コストと比べて100万ドル(約1億3600万円)ほど高かったと、IBMは報告している。

 データ侵害1件あたりの平均コストが最も高かったのは医療業界で、その金額は1010万ドル(約13億7700万円)と、2021年の923万ドル(約12億5900万円)から増加している。

 データ侵害の経路を見ると、今回の調査で分析されたデータ侵害の11%はランサムウェア攻撃によるもので、2021年の7.8%から割合が増加した。また、19%が認証情報の窃盗または漏えいによるもの、16%がフィッシング攻撃によるものだった。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNet Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    【講演資料】Sentinel運用デモ-- ログ収集から脅威の検知・対処まで画面を使って解説します

  2. セキュリティ

    SASEのすべてを1冊で理解、ユースケース、ネットワーキング機能、セキュリティ機能、10の利点

  3. ビジネスアプリケーション

    北海道庁、コロナワクチン接種の予約受付から結果登録まで一気通貫したワークフローを2週間で構築

  4. セキュリティ

    Sentinel運用デモ-- ログ収集から脅威の検知・対処まで画面を使って解説します

  5. セキュリティ

    セキュアなテレワーク推進に欠かせない「ゼロトラスト」、実装で重要な7項目と具体的な対処法

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNet Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]