「Chrome」、メモリセーバーと省エネモードが利用可能に

Stephanie Condon (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2023-02-21 12:01

 「Google Chrome」は非常に人気があるブラウザーだが、メモリ使用量や電力消費量が多いことでも知られている。デスクトップ用の最新版Chromeでは、これらの問題を緩和する機能が導入された。

GoogleとChromeのロゴ
提供:Getty Images

 Googleは2022年12月、Chromeの新機能として「省エネモード」と「メモリセーバー」を発表した。これらの新モードは、「Windows」「macOS」「ChromeOS」でChromeをより効率的に実行するためのものだ。そして「Android Police」が報じたように、新たにリリースされたChrome 110では、省エネモードとメモリセーバーが広く展開され、デフォルトで有効になった。

 メモリセーバーは、複数のタブを開きっぱなしにしているユーザーに役立つ機能であり、アクティブになっていないタブのメモリを解放することによって、アクティブなサイトを円滑に実行できるようにする。アクティブではないタブは、再び使い始めた時に再読み込みされる。

 一方省エネモードは、ノートPCのバッテリー残量が20%以下になると有効になり、アニメーションや動画を使ったウェブサイトで背景の処理や視覚効果を制限する。

 どちらのモードも、「設定」メニューで無効にできる。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    迫るISMS新規格への移行期限--ISO/IEC27001改訂の意味と求められる対応策とは

  2. セキュリティ

    警察把握分だけで年間4000件発生、IPA10大脅威の常連「標的型攻撃」を正しく知る用語集

  3. セキュリティ

    まずは“交渉術”を磨くこと!情報セキュリティ担当者の使命を果たすための必須事項とは

  4. セキュリティ

    マンガで分かる「クラウド型WAF」の特徴と仕組み、有効活用するポイントも解説

  5. ビジネスアプリケーション

    生成 AI 「Gemini」活用メリット、職種別・役職別のプロンプトも一挙に紹介

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]