KPMGコンサルティングは、出張・経費管理クラウドを提供するコンカーと、経理関連業務におけるDX推進に向けて協業を開始した。
今後、KPMGコンサルティングの業務改革・DX支援するソリューション「KPMG Powered Enterprise」で定義した業務モデルなどに、コンカーの製品やサービスを追加・適用する。これにより、企業の戦略策定から改革の具現化・定着化、システム導入まで、経理関連業務のDX推進に向けてワンストップで支援できるようになるという。
KPMG Powered Enterpriseは、KPMGコンサルティングの業務機能に関する知見を集約している。その中にはさまざまな要素・視点から整理されたオペレーティングモデルと包括的なソリューションが含まれる。そのため「ベストプラクティス」を迅速かつ低リスクで組込み、サステナブルな業務改革を実現できるという。また、旧来型のアプローチで起きる「プロジェクト上の落とし穴」を回避できる。
コンカーは、経費精算・管理クラウド「Concur Expense」や請求書管理クラウド「Concur Invoice」、出張管理クラウド「Concur Travel」などのサービスを提供している。これらのサービスにより、ユーザーは、従業員や経理部門の業務負荷軽減を推進するほか、電子帳簿保存法に対応した領収書の電子化、ペーパレス化を推進できる。
