駒澤大、ITインフラのクラウド化でデータセキュリティソリューション導入

NO BUDGET

2024-12-05 15:51

 駒澤大学は、「Microsoft Azure」を利用した仮想基盤に業務系システムを移行し、ランサムウェア対策としてデータセキュリティソリューション「Rubrik for Cloud-Native Protection」(Rubrik)を導入した。移行と導入を支援したユニアデックスが発表した。

 Rubrikは、データバックアップに活用する。同ソリューションは、Microsoft Azureとの親和性が高く、強固なランサムウェア対策が可能だという。

 クラウド基盤に移行されたのは、財務、人事、資産管理、PC教場予約管理、認証システムなど。構築された業務系統合クラウド基盤は、現在安定運用されており、ユニアデックスによる保守サポートにより、担当職員の業務負荷を軽減しているという。

 駒澤大学では従来、オンプレミスの仮想環境で業務系システムを運用していた。しかし、ITインフラの学内設置は災害対策・事業継続計画(BCP)の観点からもリスクが高く、業務システム基盤の移行が課題とされていた。ランサムウェア攻撃対策の強化も求められていたという。

Microsoft AzureとRubrikで構築した駒澤大学のクラウド基盤構成図
Microsoft AzureとRubrikで構築した駒澤大学のクラウド基盤構成図

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    AIサイバー攻撃の増加でフォーティネットが提言、高いセキュリティ意識を実現するトレーニングの重要性

  2. セキュリティ

    最も警戒すべきセキュリティ脅威「ランサムウェア」対策として知っておくべきこと

  3. 運用管理

    メールアラートは廃止すべき時が来た! IT運用担当者がゆとりを取り戻す5つの方法

  4. セキュリティ

    「どこから手を付ければよいかわからない」が約半数--セキュリティ運用の自動化導入に向けた実践ガイド

  5. セキュリティ

    クラウド資産を守るための最新の施策、クラウドストライクが提示するチェックリスト

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]