SDメモリーカードとは
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SDメモリーカードとは、東芝、松下電器産業、SanDiskによって共同開発された、カード型の記憶装置の規格のことである。
1999年に初めて発表された。
SDメモリーカードは、小型でデータの書き換えが可能なメモリーカードの規格の一種である。
サイズは縦横に32mm×24mm、厚さは2.1mmとなっている。
ファイルシステムにはWindows標準でもあるFAT16やFAT12が採用されている。
また、CPRM(Content Protection for Recordable Media)と呼ばれる著作権保護技術が搭載されており、音楽配信システムなどで要求されるセキュリティレベルであるSDMI規格に準拠している。
容量は製品によって複数の種類があるが、上限が2GBとなっている。
SDメモリーカードを小型化した規格として、miniSDがあり、さらに小型化を推し進めた規格として、microSDがある。
これらはSDメモリーカードのサイズのアダプタを用いることでSDメモリーカード対応のスロットでも用いることができる。
SDメモリーカードは、ファイルシステムの制約上、記録できるデータの上限が2GBまでという仕様になっていた。
2006年1月に発表されたSDメモリーカードの上位規格であるSDHC(SD High-Capacity)では、FAT32が採用されたことによって、最大32GBまでの大容量が実現可能となっている。
SDメモリーカードは、主に小型電子デバイスにおける記録メディアなどとして利用されている。
なお、同様のメモリーカードの規格としては、メモリースティックなどがある。
用語解説出典
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