【帝京大学医学部附属病院】 業務・研究・開発の仮想化基盤を「Dell XCシリーズ」で統合 安定した医療サービスの提供と先端医療の研究を促進

ZDNet Japan Ad Special 2016年06月10日 15時30分

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[PR]仮想化基盤を業務用、研究用、開発用とさまざまな目的で運用している帝京大学医学部附属病院では、仮想化基盤のサイロ化による運用負荷の増大と拡張性の乏しさに悩んでいた。それらの課題を解消するために選ばれたのが「Dell XCシリーズ」だ。

仮想化基盤を業務用、研究用、開発用とさまざまな目的で運用している帝京大学医学部附属病院では、仮想化基盤のサイロ化による運用負荷の増大と拡張性の乏しさに悩んでいた。それらの課題を解消するために選ばれたのが、仮想環境向けハイパーコンバージド・インフラストラクチャ・アプライアンスの
「Dell XCシリーズ」だ。

サイロ化した仮想化基盤が運用と研究の足かせに


帝京大学医療情報システム研究センター教授
帝京大学医学部麻酔科学講座
澤 智博氏

 帝京大学医学部附属病院(東京・板橋区)は、先端医療・地域医療・救急医療の中核施設として機能する国内最大規模を誇る医療機関だ。その医療情報システム研究センターでは、「ベンダーの限界を医療の限界にしない」ことを念頭に、ITシステムの設計・開発・運用にも深くコミットしているという。同センター教授の澤 智博氏は次のように説明する。

 「現在の医療の現場は、患者の情報からワークフローまでのすべてが電子化されていて、ITがなければ回らない状態になっています。つまり、ITの限界が医療の限界になるということ。そこでもし、システムをベンダー任せにして『それはできない』と言われると、医療もそこまでになってしまう。そこで、この医療情報システム研究センターでは、医療に貢献できるITのあり方を模索し、その限界を押し広げていくためにも、自分たちできることは自分たちでやるようにしているのです。例えば、電子カルテにはパッケージ製品を大きなカスタマイズを行わずに導入していますが、電子カルテと心電図管理などの部門システムを連携させるためのゲートウェイは、センターでスクラッチで設計・開発したものを利用して、医療現場で使いやすいようにしています。病院情報システムは、業務システムとして成熟してきており、大規模なリプレイスが発生しても、新たな機能はそれほど増えてないのですが、一方で、病院情報システムに対する需要はここ5年で大きく変ってきており、IT化された研究機関でもある大学病院で働く医療者の考え方が成熟してきたことで、研究や医療サービスの向上のためにデータを使って仮説を立て、すぐに検証を行いたいという要望が増えてきています」(澤氏)

 同センターでは、多数のシステムを集約するために仮想化基盤をいち早く導入していたものの、複数の仮想化基盤を並列運用していたため、拡張性・柔軟性・運用性に限界を感じていたという。

 「本来、仮想OSやアプリケーションの 部分を柔軟に構成できるのが仮想化基盤のメリットなのですが、これまで利用していた仮想化基盤は、最初にしっかりと設計しておかなければならなかったと感じています。仮想化基盤はVMwareで統一していましたが、古いバージョンと新しいバージョンが混在していて、それぞれのバージョンごとに仮想化基盤がサイロ化した状態になり、次第に使いづらいものとなってきていました。データを分析して仮説を立て、すぐに検証結果を得たいという現場の要望に応えるためには、迅速に仮想OSやアプリケーションを作成したり更新できる必要があるのですが、業務システムへの影響を避けるため、データマートを作って対応していました。しかし、柔軟に仮想OSを利用する部門に配置することができないことや、仮想化基盤のリソースの空きが少ないために、研究の要望に優先順位を付ける必要が出てくるようになってきていました」(澤氏)

仮想環境専用のアプライアンスで基盤を統合

 サイロ化した仮想化基盤を統合するために、移行先として選ばれたのが「Dell XCシリーズ」だ。Dell XCは、米国Nutanix社からOEM提供されたNutanixソフトウェアを基盤とし、インテル® Xeon® プロセッサーを搭載した仮想環境向けのハイパーコンバージド・インフラストラクチャ・アプライアンス製品。サーバーと共有ストレージを組み合わせた一般的な仮想化基盤では、大規模化するにつれてストレージがボトルネックになることがよくあるが、Dell XCではNutanix独自の分散ファイルシステム「NDFS」により、ノードを追加することでストレージの容量と帯域を無制限にスケールアウトすることが可能だ。ノードの追加は既存のノードを止めずに行うことができ、新規ノードのリソースは自動的にリソース・プールに組み込まれるため、特別なオペレーションを必要とせずに拡張が行える。こうした拡張性・運用性の高さがNutanixの魅力だ。

 「Nutanix純正のアプライアンスも検討しましたが、新しいものに挑戦してみたいと考える一方で、本当に大丈夫だろうかという不安はありました。医療というミッションクリティカルな分野での利用であり、ハードウェアの製造やサポートの実績を考えてデルのアプライアンスを利用するほうがよいと判断しました」(澤氏)

 Dell XCの導入を決め納入が始まったのは2015年12月。そこからすぐに既存の仮想化基盤からテナントの移動を始めて、2016年1月から運用を開始。すでに電子カルテなどの主要な業務システムはDell XC上で稼働しており、研究用、開発用としての利用も始まっているという。

 「電子カルテのリプレイス期日に間にあうか心配でしたが、短期間で納品してくれたので非常に助かりました。また、Dell XCはアプライアンスなので導入が簡単と聞いていましたが、想像以上に簡単でスムーズにDell XC上に古いシステムを移行させることができました。おそらく従来のやり方なら数ヶ月はかかったはずです。救急も受け入れている大学病院として、システムを止めることは致命的で、地域住民に多大な迷惑をかけてしまうことになります。リプレイスのスケジュールを決めたら、そこから遅れることはできないという状況の中で、このDell XCの導入のしやすさはとても助かります。また、運用を始めて3ヶ月になりますが、新システムに起因するアラートは1回も発生していません。現在は、段階的に移行を進めていて既存の仮想化基盤も運用していますが、移行が完了すればハードウェアの台数を従来の3分の1くらいに減らせるはずです」(澤氏)

医療の前進を柔軟な仮想化基盤でサポート

 Dell XCを導入して柔軟な仮想化基盤を手にしたことで、開発の迅速化が期待できると澤氏は言う。

 「医療情報のゲートウェイは、BPEL(Business Process Execution Language)エンジンを使って開発したものを利用していましたが、Dell XC導入後に.Net Frameworkを使って新規開発したものに置き換えました。チューニングの段階で検証・修正のサイクルを5回くらい繰り返したのですが、Dell XCを導入したことで、開発検証環境をすばやくセットアップし対応することができ、納期を遅らせずにゲートウェイを整備することができました」(澤氏)

 一方、研究分野では、ビッグデータの解析基盤としても利用を拡大したいという。

 「医療研究では、仮説を立てたらすぐ検証することが重要。Dell XCの新しい仮想化基盤なら、検証環境がすぐ用意できる。思いつきで試行錯誤できるようになりました。例えば、新薬開発の研究を行う際には、治験で得られたデータを寝かせていては価値が下がってしまう。得られたデータを時をおかずに解析することで、副作用の早期発見などの効果が得られるでしょう」(澤氏)

 今後、医療情報研究センターでは、残りのテナントの移行を進めつつ、必要に応じてDell XCのノード数を増やしていく予定だという。必要なときに必要な分だけリソースを拡張できるDell XCは、仮想化基盤のキャパシティ・プランニングの難しさに直面している企業にとって、有力な選択肢となるだろう。インテル® Xeon® プロセッサーを搭載し多種多様なフォームファクターのモデルを揃えるハイパーコンバージド・インフラストラクチャ・アプライアンスDell XCは、様々な現場の仮想化ニーズに対応できるはずだ。

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