Packeteerは4月27日、企業WAN内で業務で使用していないP2Pアプリケーションなどを自動的に認識し、トラフィックを制御するプラグインソフトウェアを発表した。
同社製品ではShare/Winny/eXeemといったメジャーなP2Pアプリケーションを検知してトラフィックを制御する機能はすでに対応済みだった。今回はこれに加えて、業務以外で使用されることの多い各種アプリケーションのトラフィックも制御できるようになった。制御できるアプリケーションは、音楽ダウンロードアプリケーション(Apple-iTunes、Napster)、ネットワークゲーム(Unreal、HalfLife、WOW、XBOXLive)、イーサーVPN(SoftEther、Hopster)、インスタント・メッセージ(Yahoo、MSN、AIM)などである。
制御はユーザーが業務以外で使うアプリケーションの利用方法に任意のポリシーを定義することで、帯域管理装置が対象を検出し、帯域幅を抑えるという形で実現する。業務利用分のP2P帯域を十分に確保することで、ネットワーク資産を有効に活用できるようになる。
この新しいプラグインは、Packeteerの保守サービスに登録しているユーザーならば、サポートサイトからダウンロードして導入することが可能だ。