シービヨンド・テクノロジー・コーポレーション(以下、シービヨンド)は4月27日、同社のEAIツール「eGate」の導入初期コストのハードルを下げる3種類のパッケージ「eGate基本導入パック」を発表した。
各アプリケーション間でのデータ連携や、業務プロセスの最適化を可能にするEAI導入の需要は高まっているが、初期コストの高さから全社規模での統合基盤構築や、大規模なプロセス/システム統合が実践できないという企業は少なくない。そのため、同社は初期投資額を抑えるためのパッケージを提供することにしたという。
「eGate基本導入パック」は、製品ライセンスにトレーニングとシービヨンドによる導入支援が付加されている。基本として2CPU構成までに対応した統合基盤「eGate 5.0」とトレーニングチケット、導入支援を組み合わせたところに、各パッケージに合わせて連携アダプタを組み込んでいる。 パッケージは、eWayユニット4本分を組み込んだ「ベーシック・パック」(税別1100万円)と、SAP eWayとOracle sWayを組み込んだ「ERPパック」(税別1400万円)、メインフ レームeWayおよびeWayユニット2本分を組み込んだ「基幹システム・パック」(税別1400万円)の3種類だ。
同社はこの「eGate基本導入パック」によるシステム統合の市場拡大を狙い、2500年内に合計で30パッケージの販売を目標にしているという。